午前中、遅めの起床。
2007年疲れきってしまった家族は、年越しまでノンビリムード。
ケイ太を抱っこして、こたつに入る・・・
あっ!左腕がボクの胸に引っかかって、逆関節入りかけてる!
慌てて手を前に戻すと・・・「ふぇーん」と泣き出すケイ太。
こんなので普段泣かないケイ太の異変に気づき、左手を少し上下に動かすと号泣!
普通赤ちゃんは、手のひらに指を持っていくと握るものだが、左手の指が動かない!?
これは、脱臼したに違い無い!!!
妻とボクはダッシュで着替え、食事中の3歳の娘も聞き分けよくスクランブル発進!
ボクは左腕で、ケイ太の脱臼していない方の脇から背中を回すように抱えて、背中からケイ太の左腕を
手のひらでしっかり固定。
右腕は股間からオシリを抑えるように、縦抱きでもなく、横抱きでもない、ナナメ抱きのような感じで抱えた。
患部が固定されたお陰か痛みが止まったようで、泣き止む。
赤ちゃんというのは、なんでもまずは小児科に行くもので、今日は行きつけの小児科が
運良く年末ギリギリまでやっててくれてる日で、緊急到着。
いつもより人数が少ないが、やはり順番待ち。
事前に電話してたので、看護婦さんが声を掛けてくれる。
「赤ちゃんが脱臼したら、腕がだら~んとしたまま動かさないんです。おもちゃとか見せて、動くか確認するんですよ。」
左腕を下げたまま動かさなかったんで間違いない。
かなり心配するなか、すやすやと寝るケイ太。昨晩、夜更かし気味で眠かったらしい。
やっと順番が来て先生に診てもらう。
ふくを脱がせるとき、左腕が動くとまた号泣。
先生がヒジを固定してぐるぐるっと回す。
ボクが肩かもしれないと言ってたので、肩も関節を固定してぐるぐるっと回す。
するとピタッと泣き止んだ!
となりのベットで洋服を着せてるとき、看護婦さんがカスタネットのようなおもちゃを渡してくれると
左腕を少し伸ばした!
さっきまで、ピクリとも動かさなかったのに、はっきりと伸ばした!
念のため、5分ほど待合室で様子をみることになっているが、さっきの号泣がうそのように
両手でカスタネットみたいなやつを触ったり、咥えたりしてる。
夫婦でホッと安堵のため息、というかこんだけ普通に遊んでるのに待ってるのが可笑しくなってきた。
福岡は、今日は最高気温7.5度で結構冷え込む中、気づけばボクはパーカー1枚しか着とらん。
朝食も食べる前で、ふとんも敷きっぱなし、台所には入れかけのココア。
でも、ケイ太が何事もなく元気に笑ってるから本当に良かった。
大変なスタートを切った大晦日ではあったが、その後は普通の日常と変わらない1日を過ごすことが出来た。
公園行くエレベータの中で、娘が始めてインサイドキックをしたのも書き残しておきたい。
娘はその後、おかしの食べすぎでおなかが痛いと言いながら痛そうに寝て、妻とケイ太も寝た。
ボクも今から寝る。今日は大事にいたらなくて本当によかった。来年は凄く幸せな1年になりますように、良いお年を。