先週観た、ファイルフォックス インターコンチネンタルカップ挑戦DVDの続き。
ポルトガルのチームということしか、わからなかったベンフィカ。
夜中にパソコン立ち上がるまでにチラッとめくったフットサルマガジン ピヴォによると
ベンフィカは、欧州では小柄で大型選手の多い他国へ対抗すべく、連動性を極めた
独自のスタイルをあみだし、まさに日本がお手本とすべきチームらしい。
観たい・・・。
ということで、今日の昼にやっと観る時間ができる。
○ベンフィカの連動性とファー詰め
中速の連動性、横にはたいて抜けて、縦パス、抜けてシュー、ゴレイロのこぼれをファー詰め。
あっという間の失点。
その後も、サインプレーや、ピヴォ当てを織り交ぜつつ、縦パス落としてシュー、縦パス抜けてシューに
基本に忠実なファー詰めで得点を重ねる。"ファー詰め"の大切さ、観てて勉強になるっす。
○ファイルの守備
2日目の試合となるベンフィカ戦。世界のスピードになれたファイルの守備も冴える。
前半早々の失点後は、ダイヤでしっかりとスペースやシュートコースを消し、観客から拍手が出る場面も。
しかし、後半のある時間帯を過ぎると集中力に限界。ベンフィカの戦術的プレーに失点を重ねてしまう。
そんな時間帯でも、完全フリーの選手に後ろから追いすがる板谷さんのダッシュがシュートを枠外にはずさせ。
カウンターで魅せるグレと稲葉のコンビプレーは、ゴレイロに止められてもガッツポーズが出る手ごたえ。
○グレの足裏ドリブル
カウンターでグレが2人に囲まれるながらも足裏で転がしてのドリブルにハッとした。
彼の転がしたボールは、絶妙なスピードで綺麗に回転する。
人とボールが一つになって動いているように観える。その後のシュートは惜しくもキーパーに弾かれた。
○連動しないベンフィカもある
後半最後は、ベンフィカの猛ラッシュ。
そして、ベンフィカも消化に入る。
大洋薬品/バンフを彷彿とさせる大きなボックスに、ゴレイロを前にだしたパワープレー。
後方で、ボールを回し、スキあらば鋭く縦パス。中央へ抜けた選手がシュート。
基本はこれの繰り返し。たまに、10番が足技でまたぎからシューで魅せる。
そんなうちに、ほとんどベンフィカボールで試合終了。
ブーメラン戦よりもファイルフォックスは善戦した。ボクも一緒になって燃えた。
でも、ベンフィカのファー詰めも燃えた。結果として世界は遠かった。
しかし、この経験が今の日本のフットサルに活かされていることが良くわかった。