2月, 2005 のアーカイブ

キック

Posted: 2005年2月24日 カテゴリー: 素人練習メモ

ボクにとって最後の難関となったのが、キック力。

昔からキック力が無くボールが飛ばず、センタリングやシュートは大の苦手だった。

常に練習の中で、どうやったらボールが飛ぶかを考えていた。でも、どんなに練習しても飛距離は伸びなかった。

続けて色々研究した結果、3つの蹴り方の改善を見つけたり教えてもらったりした。

①(蹴るフォーム)ボールを蹴る瞬間、胸を前に入れる

②(使う筋肉)ボールを蹴るとき使うのはもも裏の筋肉。力むともも前のストップ筋を使ってしまう。

③(反発力)足首を固める

1つずつ着実にマスターしていった。

即効性があるのは①と③。①でフォームが浦和のエメルソンみたいになった。③はドカーンとシュート打ちたいときだけ使うようにしている。

残る②は努力のたまものだった。普段歩くときに意識的にもも裏が張る感じになるようにしている。

もも裏の筋肉はキックだけでなくダッシュでも使うのだが、必要なときに必要な筋肉を使えるようになった。多分、この前の試合で足がつったのは筋肉の使い方が良くなったからだと思う。

こうして、ボク最大の課題「ドリブル」「トラップ」「キック」はやっと人並みレベルになった。

これは、2004年5月~2005年1月までのチーム創成期の半年ちょいのお話でした。

トラップとバッジオ

Posted: 2005年2月15日 カテゴリー: 素人練習メモ

トラップとバッジオと言えば、イタリアサッカーに詳しい人はイタリア代表監督トラパットーニとバッジオのワールドカップ02とかを思い出すのだろうが、今回のトラップはボールを受けるトラップ

素人のボクはトラップが苦手というより全然できなかった。走りながら受けたりは出来るが、自分が止まっていてボールが来た時は、右アウトサイドを使って体の横でリフトするしか出来なかった。(それはそれで妙技なんだが・・・)

しかし、バッジオが好きなボクは凄いボールが来ても足元でピタッと止めなければいけなかった。これはバッジオファンの宿命だ。

結局イマイチ要領がつかめないまま、パス練習時のトラップ研究は続いた。

でもイマイチな日々は続く・・・そのとき出会ったのが山本監督のHPだった。

その中で、「トラップは受けると同時に自分の次蹴る位置に置く」というのを見て、トラップに開花した!

次の日から、練習練習。トラップの本意を知りマスターすることで、無駄な動きが1つ少なくなり、プレイスピードもプレイ安定度も数段上がった。もちろんリフティングも続かない素人なので、ミスすることも少なくないが着実に手ごたえを感じることができた。

これからもリフティングと同時に磨きをかけて、バッジオのトラップ目指して頑張りたい。

ドリブルに目覚める

Posted: 2005年2月12日 カテゴリー: 素人練習メモ

フットサルチームを結成する為に、サッカーの練習を始めた。元々、パスもディフェンスもそこそこいけると思ってたボクの最大の課題はドリブルであった。子供のころからドリブルでボールをうまくコントロールできず、ドリブルの仕方が全くわからなかった。リフティングとかそういう練習をつまないとできないものなんだろうと思い込んでいた。

とりあえず、ボールを蹴って走ってみた。ボールをおかずにロナウドのまねとかもしてみた。ほんのちょっぴりうまくなった気がするが、1対1とかでは使えない気がした。そんなとき、ある雑誌の記事に出会った。

「日本では南米式ドリブルというが実際、南米アルゼンチンとブラジルではドリブルが違う。前述は頭、胸、膝、足とあらゆる部位を使い細かなタッチを繰り返す。それに対しブラジルはほとんどボールに触らず少ないタッチだが、フェイントをかけ相手を動きで誘い込み抜き去る。」

・・・これだー!

ボクは経験が少ないので、ボールタッチの数だけコントロールミスというリスクを負うことになる。その記事の後に書いている通りに、ボールには触らなくてもいつでも触れる位置に足があれば相手を即座かわすこともできる・・・ブラボー!!!

そしてブラジル式ドリブルの練習は始まった。そのときあみ出したフェイントはロナウド(ボクは技の名前のほどんとは選手名で決めている)。相手の直前でバタバタバタと足踏みをし、次の瞬間横を抜き去るのだ。これをやられると相手は思考が一瞬止まるので結構簡単に抜ける。またテクニックがいらないので素人でも楽に使える。

ドリブルを覚えたことによりサッカーが10倍楽しくなった。またそれから色んな人と1対1対決を楽しむようになったのだ。

結論としては、小学校の頃、教科書には「ドリブルとはボールを蹴りながら進むこと」と書いてあったがそれは客観的な視点であり、ボクにとっては「動くボールを追っかけ自分がいつでも蹴れる位置にある状態※ボールの勢いが無くなってきた場合は蹴ればよい」という感じだった。

リベンジマッチ!

Posted: 2005年2月10日 カテゴリー: 試合

時はさかのぼる事、2004年10月24日(土)。ボクの率いるフットサルチームはブザーぎりぎりで5-5に追いつくも延長で2点やられて負けた

それから約3ヶ月たった2005年2月5日(土)。古賀さん率いるスポーツマン軍団にリベンジマッチを挑む!

ちなみにフットサルを本気で取り組んでる人には申し訳ないが、この日のルールはキーパーなしの5vs5。ボクは問題ないが、両チームともフットサルは初心者が多いので、そうした。10分ごとに休憩3分で2時間だ。そんな感じで早速キックオフ!

1ゲーム目、チンチンにやられた開始3分で1-5。ゲーム終了時はなんとか3-5に追いついていたがチームのムードは最悪。「俺たち素人チームじゃ、あんなん相手にならないっスよ」というムードだった。

しかし、このチーム結成の為に(本当はウイイレ7INTの為に)精神論や現代戦術を学びまくったボクは冷静だった。苦しいけど勝機はあると思ったし、何よりキャプテンなんでチームを勝たせる事しか考えてなかった。

2ゲーム目以降、フットサルでは有り得ないかもしれないがガツガツ行った。ちょうど昨日の日本vs北朝鮮の北朝鮮の選手みたいな感じだった。またゴレイロの位置でディフェンスの指示をしまくった。ちょうどこの試合の為に、フットサルマガジンピヴォでフットサル世界大会チャイニーズ台北特集を隅々まで読んだところだった。選手に「右!」「左!」と指示し本で読んだとおりに常にダイアモンド型のディフェンスを敷いた。気づけばトラップもままならない我ら素人軍団は世界最強スペインチームの戦術で戦っていた

きたー!相手の攻撃を跳ね返し徐々に動きも良くなってきて気づけば逆転しとる・・・。ボクの気迫がチームに伝わり大逆転。

そのまま試合はファイナルゲームへ。

ガーン!滑り出しいきなり3点取られ逆転される。「やっぱり素人チーム。これが現実っスよ。」

ノー!そげなこつなか(博多弁:そんなことない)!再度逆転してやる!両チームバテバテで壮絶な点の取り合い。残り40秒で26-27こっちのキックイン。ボクがプレーを急がせる。チームがパスでつなぐ。相手のプレスがかかる。が、そのボールはゴール前のシェフチェンコ東本に、シュート!相手ベッキに当たるが・・・ゴール!!!

ブー!試合終了・・・なんとかドロー!

勝てなかった。しかし負けなかった。とにかくタフな試合だったが、チーム全員が手ごたえを感じることのできる試合だった。最後まであきらめずに戦った皆と、手を抜かずに戦ってくれた真のスポーツマン古賀さん、ありがとう。