ボクにとって最後の難関となったのが、キック力。
昔からキック力が無くボールが飛ばず、センタリングやシュートは大の苦手だった。
常に練習の中で、どうやったらボールが飛ぶかを考えていた。でも、どんなに練習しても飛距離は伸びなかった。
続けて色々研究した結果、3つの蹴り方の改善を見つけたり教えてもらったりした。
①(蹴るフォーム)ボールを蹴る瞬間、胸を前に入れる
②(使う筋肉)ボールを蹴るとき使うのはもも裏の筋肉。力むともも前のストップ筋を使ってしまう。
③(反発力)足首を固める
1つずつ着実にマスターしていった。
即効性があるのは①と③。①でフォームが浦和のエメルソンみたいになった。③はドカーンとシュート打ちたいときだけ使うようにしている。
残る②は努力のたまものだった。普段歩くときに意識的にもも裏が張る感じになるようにしている。
もも裏の筋肉はキックだけでなくダッシュでも使うのだが、必要なときに必要な筋肉を使えるようになった。多分、この前の試合で足がつったのは筋肉の使い方が良くなったからだと思う。
こうして、ボク最大の課題「ドリブル」「トラップ」「キック」はやっと人並みレベルになった。
これは、2004年5月~2005年1月までのチーム創成期の半年ちょいのお話でした。