12月, 2005 のアーカイブ

今年の最後にやっと見つけた言葉「パス交換」。
 
未経験者や欧州サッカー好きにありがちなのはボールを受け取った後、「前」しか考えてないことだ。
しかし、フットサルではスペースも人数も限られている為、時には自陣で「パス交換」をしリズムを作り出してから攻めることが大切だと思う。
 
チャンスであればシンプルいくことも必要だが、常に「前」だと始め攻め込めてたとしても必ず攻撃が単調になり、ゲームの流れが相手に傾いていく。
 
もう少し戦術的な部分で考えると、攻撃にはインパクト(衝撃)と厚みが大切だと僕は思う。有利な状況でのカウンターアタックは有効だが、対等もしくは不利な状況で前ばかり求めても、インパクトはあっても攻撃に厚みがなくゴールには到達できない。
それであれば、一度自陣でパス交換をしながらチームとして静から動へ急激にスピードの変化をつけるような攻め方をした方が、攻撃にもインパクトと厚みがあり、またリスクを軽減できてよい。
 
練習で、友達とパス交換すると自然と「ボールを蹴るのって楽しいなー」と感じるように、試合中もパス交換でお互いのリズムを確認し合いながら、ゲームにリズム感を作ってく楽しみを皆で感じたい。

自身を貫く

Posted: 2005年12月20日 カテゴリー: 素人練習メモ
2005年も終わろうとしてるが、忙しくてブログが書けない。でも、今年書きたかったことは今年中に書きたいのでがんばる。
 
いつものように試合後ファミレスで飯を食べていたとき、ゴールデンレフティー片岡が一言。
 
「右足でも蹴れるようになりたいです」
 
僕「でも世の中には左足一本で世界レベルの人もいるし、折角左利きだから極めてみるのも良いんじゃない?」
 
と答えてみた。僕は弱点を補って総合的に良い選手より「これだけは負けない」という武器を持つことが非常に大事だと思う。但し、上達と言う意味で考えると「そのとき興味あることをやる」のが一番成果が出ると思うので、アドバイスを無視して右足を練習するのも良いと思う。
 
最後に決めるのは自分。自身の考えを貫き、楽しめる方で良い。

失敗は取り返せるの法則

Posted: 2005年12月14日 カテゴリー: フットサル考察
以前「そのボールは必ず俺の元へ返ってくる!の法則」って書いて以来、やっと見つけた2つ目。
 
「失敗は取り返せるの法則」
サッカーでよくみるが、DFがマーキングのミスや最悪オウンゴールしてしまった場合、後のセットプレイで取り返すことがよくある。たまにどころではなくよくある。ミスしたプレイヤーが高いモチベーションで挑んでいるのも要因だが、それ以上の何か神秘的な力が働いてるに違いない。
 
フットサルでは、ベッキもゴール前まで上がることもあり取り返せる確立はより高いと思う。
ミスしても失敗を悔やまず気持ちを切り替え、必ず取り返せると信じて前向きにプレイするのが大事。
 
監督や廻りの選手も、法則を信じるなら汚名挽回のチャンスをお膳立てするのもありかもしれない。

新たなる友(=ライバル)との親善試合

Posted: 2005年12月10日 カテゴリー: 試合
僕らトットラスは、お仕事先の新設チーム「ざくーん(仮)」の初試合を買って出た。会社で作っても初試合までたどり着くのは大変だ。同じ経験をしてきたものとして、その大役を担えてうれしい。相手の為にも、全力で挑み楽しさと厳しさを伝え将来のはげみにしてもらうつもりだ。
 
先週のスーパービギナーズ完敗から、今までの個性を伸ばすやり方からチーム力をつけるやり方にする為、30分前に集まってミーティングするとメールした。早く来すぎる人も考慮して1時間前に到着、フットサルマガジンピヴォを読む。。。結局、ロナウジーニョ高山が10分前、フェイエ小畑がぴったり、それ以外は遅れ。モチベーションDOWN↓。一応、高山、小畑、僕の3人でエイトはした。
 
○1試合目 気持ちのこもったプレス合戦
今日のメンバーは、エース松永(10)、ロマーリオ東本(9)、フェイエ小畑(18)、ロナウジーニョ高山(11)、高速ドリブラーあきら、僕。予定より遥かに少ない。
大会でわがまま連発のゴレイロ平山がいない。僕がゴレイロ。チームは前半攻勢に出るが、悪い癖でシュートはことごとくはずれる。相手は初ゲームでプレイの思考スピードが若干遅く攻めきれない。暇だ、かなり暇だ。皆成長してる。ディフェンスのポジションもほとんど修正しなくてよい。声を掛けたいが、指示は不要。でも僕が声ださないとただでさえ寒いのに、ゲームも寒くなると思いやけくそで「落ち着け」「ボール廻せ」「声だせー、(寒いけど)元気だせー」。
前線のプレス合戦でなかなかの功ゲームもお互いゴールを奪えず0-0。
 
○2試合目 決めたぜゴールラッシュ
最初、ベッキで登場。エースが気を使ってくれて何回かアラっぽく前にでるが、先週のオーバーワークがたたり足首が不調、何もかもキレがない。集まったメンバーも攻撃的な選手が多く、つい後ろへ下がってしまう。ファー詰め行きすぎ、ドリブルキレない、パスミスと超スランプ。そんな中、リズムが狂った僕がなぜかリスキーな股抜きパス⇒エース松永が前線へ股抜きパス⇒あきらが落とし⇒エース松永が超低空ミドルシュートでゴール。W股抜きパス&ピヴォ落としミドルシュートが決まった!(と思いきや後でビデオ見直したら僕のは股は抜けてなかった。結果オーライ)
そこからエースが大活躍、止められたシュートのこぼれをファーへ流し、詰めたフィーゴ前川がゴール!
右から斜めへ切り裂くフェイエ小畑のジャックナイフパスをエース松永がゴール!
エース松永の2ゴール1アシストで、3対0と快勝。試合の後半、僕はゴレイロ。寒い。
 
○3試合目 ナイスゲーム
秘密兵器到着。隣の営業所のボス、キング神田。未知数だったが意外とうまそうだ。プレイ見て一瞬でキング(カズ)と名づけた。
最初、ベッキで登場。やっと相手の超高速ドリブラーと組があった。彼のドリブルは、華麗なフェイントで全くスピードが落ちない。止めるなら僕だ。
しかし、僕が攻守にじゃまな存在となる。全くキレない。1点目は、フィーゴ前川の回転入れ替わりトラップからのスルーパスをロマーリオ東本がファインゴール!順調な滑り出し。
ここでついに相手チームの初得点!
ディフェンスで競り合ったロマーリオ東本がドリブルで展開するが香川さんの捨て身のカット、フィーゴ前川がカバーし裏足で引いた所を超高速ドリブラーにすくわれ、そのままゴール前に持ち込みゴール左へビューティフルゴール!相手チームに歓喜の瞬間が訪れた。
試合開始時点では、気落ちしていた相手チームが息を吹き返す。勢いが違う。
ここでやっと攻守に貢献。前線ではポストになり、守備がキレる。
2点目は、僕が相手超高速ドリブラーとフライボールのトラップで激突。こぼれたボールがあきらがドリブルで持ち込みパス、キング神田の強烈シュートが炸裂。ゴール!
ラスト1分。相手チームがゴレイロからベッキへ渡し、ロングキックをセンターサークル前のピヴォもっちーへつなぐ。もっちーがドリブルで持ち込みゴール右45度からシュート!慣れないゴレイロ、フィーゴ前川の股下を抜けゴール!
すでにベンチの僕がゲームを急がせ、キング神田が強烈ミドルを放つも防がれ、そのまま大きな展開もなくタイムアップ。2対2でドロー。
 
その後は、となりのコートで人数揃わず混ぜて欲しいという3人衆が加わったがうますぎる。まー後で友達になったし良しとする。
 
前々からうちのチームは、前線のプレスとボックスに弱いと思ってたが、やはり弱い。攻めきれない。しかし、今回の戦いでボックスへの攻め方を十分形にすることが出来た。
僕個人はスーパービギナーズの敗戦から超スランプ、守ろうという意識が強くなりすぎて前に行くべき場面で前にいけない。何か自身を無くしてる。まー来年までに本来のプレーを取り戻したい。

 

最後になったが、今日はフェイエ小畑の壮行試合。ゴールをアシストするつもりだったが、この日の最後の場面で折り返せず無念の一言に尽きる。
しばらくして返ってくるそうなので、それまでに技術を磨き次はアシストで再会を祝したい。

スーパービギナーズ後記

Posted: 2005年12月5日 カテゴリー: 試合
2大会連続の完敗で、ヘコむ。やっと大きな過ちに気づく。
 
今回の相手は、スポルバリーグ2位だったり、しっかりとフットサルに打ち込み経験を重ねてきた人たちだった。どうやら僕らは福岡では見たこと無いが、ウルトラビギナーズクラスらしい。
 
職場が一緒のロナウジーニョたかと話したが、これからはちゃんとフットサルの練習をする必要がある。
 
今まで何気に伝えてみても多くのメンバーが自分は出来ると思い理解されなかったが、トラップ(主に足裏)とパスの正確性とプレースピードを極める必要がある。ダイレクトじゃない。まずは正確なトラップと0.5秒くらいで返すパスだ。
 
ポジションとその役割の理解も必要。今のチームはアラだらけで、ピヴォとベッキのスペシャリストに欠ける。
 
今週末は、新設チームと練習試合。試合の合間で、まずはエイトとピヴォ当てに皆で取り組みたい。
居残り練習で、皆のやる気は伝わった。今、通用すると思っている部分は忘れずに必要な場面で活かして、多くを基礎を中心としたチームプレーに徹することが出来るチームへ成長したい。
 
そう思えるだけでも、価値のある大会だったと思う。

スーパービギナーズ惨敗

Posted: 2005年12月4日 カテゴリー: 試合
4ヶ月ぶりにリベンジ!「まずは1勝」という目標を掲げて挑んだスーパービギナーズカップ。結果から言うと惨敗。立ち直れない・・・。
 
今朝は5時起き。はやる気持ちで超早起き。風邪で喉が超痛いが、フィジカルには影響なし。バッジオのDVDを1時間たっぷり見て、朝食とって、家事も終わらせても時間があまる。
 
試合会場についたのもキックオフ1時間半前。これまた早過ぎる。何かおかしい。
 
○第1試合 vs FC.J
小柄な選手が多い、高校生か大学生の20前っぽいのが相手。福岡は今朝からドシャブリでピッチ状況は悪い。ウォームアップのパス廻しで、地面はスリッピーだがパスは強めに蹴らないと届かないことを確認する。
先発で出たが、何かがおかしい。ボールが廻ってこない。攻守で前後に動くだけ。ポジショニングが悪いのか?いや、相手のプレッシャーも速く、皆焦りから廻りが見えてない。焦って出すパスもいつもの強さだと水溜りに勢いを取られて、通らない。ここは「少ないチャンスを生かすしかない」と気持ちを切り替える。やっと廻ってきたボール。右サイドをドリブルで仕掛けて、逆サイドへパスも体勢崩し中央の水溜りでストップ。2度目は、右サイド1対1の距離があるときに迷い。パスコースなくドリブルを仕掛けるも抜ききれず、身体を入れられアウト。相手は、サッカー経験が豊富で強いボールを難なくトラップ。若干ボールを浮かしているようにも見える。次々と点を決められ、7対0で完敗。途中、我を忘れてスライディングもギリギリお尻をつかずに判定セーフ。でもあれは良くない。反省。
 
○第2試合 vs 一撃
1試合目の敗北で、選手は不満を溜める。戦術批判は、前回同様。前向きな解決案は出ない。外では、リフティング練習する2人。・・・が、時間が経つと共に5人に増えている。最高気温7度の寒空の下、リフティングし続けるサッカーバカ蔵に光明を見つける。
先発は、バカ蔵4人とロナウジーニョたか(経験浅)。それでもかなりの戦力をつぎ込む。すると采配が功を制し、先制点!ロマーリオひがしが豪快に決める。しかし、総勢10人で交代が多いのが逆にアダになり、徐々に戦力ダウン。途中、10番エースまつが慣れないベッキをやる状況。僕は、最後の後半2分に再登場し、ゴレイロいとまさとアイコンタクトでカウンター作戦。右斜め45度で、チャンス!敵DFが寄せるもいとまさの「打て」の声に反応し、シュート。キーパーはじく。つめてたフィーゴまえの後ろを通り過ぎる。フットサルの神様は無情だ。結局、1対3で敗北。チームは、途中アイディアを失っていた。攻撃の要が、守備に廻っている。采配ミスだった。
 
○第3試合 vs U’mees
相手は、1試合目のチームに0-1、2試合目のチームに3-0。厳しい戦いになること覚悟して挑む。10番エースまつに1言「次は攻めてください。僕守るんで」。
その1言で吹っ切れたのか、デル・ピエロおかのパスから、エースまつが先制!
その後、人海戦術で頑張り、1対1で折り返す。途中、試しに敵の9番の腕を触ってみたら、バッと振り払われた。「これまたサッカー経験者か・・・楽な試合はないな。」
先制したことで、相手は明らかに焦っていた。どうもFC.Jが負けたときに得失点差で勝つために、うちからゴールラッシュするプランが崩れたみたいだ。
後半相手は、「7」、「L」などいくつかの作戦を使っていた。大体、「7」はサイドからの折り返しで、「L」はボックスの旋回かなと当たりをつけ、サイド攻撃に気を配る。しかし、失点が続く。そのうち2点は、相手につけてた僕の守備がしっかりしてれば防げた。最後、敵ゴレイロのキックを至近距離からヘディングで受け、ゴールラインを割ると同時にブザー。結局、1対4で敗北。
 
今回の敗因は沢山ある。
①前回以上に敵は経験者だらけで、トラップ、パス、守備範囲のレベルが違った
②スタミナ不足の対策に10人でのぞむが、大半がアップが足らず力が出し切れない、ボールタッチも少なくリズムも乗り切れない
③技術で負けるので、相手の強引なプレスもかわせない
④経験不足の焦りからいつも通りの動きができない
…etc
 
しかし、試合前にメールで「自分の出来ることしか出来ない。出来ることを思いっきりやってくれ」と指示した。最初は、皆焦りから出来ることも出来なくなっていたが、2試合目以降はフィーゴまえがドリブルで仕掛けた。デル・ピエロおかがミドルシュートを放った。他のメンバーも持ち味を少なからず発揮し始めた。皆も僕同様に通用するもの、しないものがわかったはず。せめて今後の収穫にして欲しい。
 
○紅白戦
ほとんど、ボールに触れず不完全燃焼な僕たちサッカーバカ蔵は、午後から1時間コートを予約。
4対4の紅白戦をした。攻めた!守った!必殺技も出した!反則もした!(反省)。悔しいけど、こんなサッカーバカ蔵に囲まれて、僕は幸せだ。
 
次は彼らと共に勝たねばならない。個性を生かした、エンジョイフットサルは封印だ。僕のドリブルも封印だ。ベッキのスペシャリストになりたい。皆で基礎からフットサルを学び直して、勝てるチームに育っていこうと思う。